その仕事は作業となり、作業は自動化される運命
- 2015.09.08
- 雑記もいいとこ
というお話です。
湘南平塚で唯一!
集客にコミットするウェブ集客の専門家
原田和彦(はらたかずひこ)です。
台風17号、18号の影響で神奈川県平塚市はあいにくの雨模様です。西・東日本の太平洋側は9日水曜日にかけて大雨になるとのこと。該当する地域のお住まいの方はお気をつけくださいね。
こ・ん・な雨の日は・・・マーケティング日和ですよね。「暇だなー」と過ごしますか?それとも「チャンス!」と思ってお客様とコミュニケーションを取りますか?
この小さな積み重ねが大事ですから。お互いに締まっていきましょう。
さて、本日はすこしマーケティングの領域から外れたお話を。先日、グループ魂のCDとももいろクローバーZのDVDを借りるためツタヤさんに行ったんです。その体験から感じたことを綴りたいと思います。題して「その仕事は作業となり、作業は自動化される運命」です。
それではどうぞ。
世の中は自動化に向かっていく
いつも訪れるツタヤさんには人によるオペレーションのレジが3台ありました。先週末行った時には、人によるオペレーションのレジは1台に減り、セルフレジが3台新設されていました。
これってなにを意味しているのでしょう。
人件費の削減?それが第一の目標でしょう。利便性の向上?慣れたら利便性は確実に向上すると思う。チョメチョメなコンテンツがより借りやすくなる?その通り。
ガソリンスタンド、スーパーなどもセルフが定着しているのだからこの流れは加速するよなーって感じた。とくに10代、20代の若い方々にとっては当たり前の世界。
一方でデメリットは?
「結局、オペレーションのヘルプ要員が必要だよね」おっしゃるとおり。「バーコードのスキャンが微妙(操作性がイマイチ?)」それはわたしも感じた。「レンタルケースの青いロックが外れない!(オペミスが発生しやすい?)」わたしが借りた時はとくに意識せず(旧作だったから?)。
ま、色々あります。
大局的に見ると、世の中は自動化の方向へ進んでいるってこと。
ちょっとネタは古めですが・・・世界的潮流なことは確か。
はやくて5年後にはレンタルビデオ店(ビジネスモデル)は、街のCD屋さん、本屋さんと同様、消えてなくなる存在になるはず。ストリーミングサービスが主流になるとその流れは一気に加速します(通信の制限、なんとかしてほしい・・・これが足かせになってるよね)。
但し、みんながみんな、オンラインでストリーミングを楽しむことはありえない。だから 0 にはできない。その近未来を見据えての自動化(半自動化)なんだろうなーって思う。
ツタヤ = レンタルビデオ店・本屋。このセルフイメージでは戦えない状況がすぐそこまでやってきている。そんな危機感をわたしは感じました。
自動化できないところにフォーカスしていく
じゃあどうすれば良いか。ツタヤ・・・というかカルチュアコンビニエンスクラブは色々チャレンジしている。仮想通貨であるTポイントをベースに、インフラであったり場作りをどんどんしている。T-SITEもその一環。
で、自動化できないところ。それってどこだろう?って考えた時にいの一番に思い浮かぶのは人間そのもの。つまり個性。人柄であったり、価値観であったり、その瞬間・瞬間でのオススメであったり・・・ロジックちょいちょいの感性大部分といったところ。
だからツタヤさんも、半自動化して人件費削減できたーで喜んでいたら終わり。尻窄みになる。浮いたコストで自動化できない部分にフォーカスして、その場でしか味わえない個性や人柄や価値観や日替わりのオススメなど、付加価値を提供して欲しい。
時代が便利になって無機質になればなるほど、個の価値って光り輝くと思うんです。わたしたちビジネスパーソンはちょっとでもはやく時代の流れに乗ってやり方・伝え方・売り方を変えていくべきですよね。
ツタヤのセルフレジを体験して感じたことはそんなところです。最後まで読んでくれてありがとうございました!
それでは午後もマーケティングを楽しんで参りましょう!
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