セールスに必要な心構え(マインドセット)
- 2013.10.24
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- マインドセット, 心構え
私がセールスを心底楽しい!と思えるように
なったのはセールスに対する心構え(マインド
セット)ができるようになってからです。
私が尊敬し成功されているメンターの方々も
口を揃えておっしゃっているので間違いありません。
この聞き慣れない言葉、マインドセットとは
一体何でしょうか?
私の捉え方は自身の意識を肯定することです。
“意識を肯定する”とは、一体どんなことなのか。
メリットは何なのか?をすこし整理するうえでも
まとめてみました。
「自身の意識を肯定する」とは?
具体例で説明しますね。
例えば【セールス】に対する
マインドセットについてです。
商売をしている大半の人は商品・サービスを
作るのが大好きです。
ラーメン屋を営んでいる人はラーメンが大好き
だったり、美味しいものを作りたいと思ってい
るからやっているはずです。
一方で、商品・サービスを売ること=【セールス】
に関しては大好き!という人は少数派だと思います。
あなたも一度は”セールスお断り!”と
書かれた張り紙を見たことがあると思います。
セールスマンは悪者であると言わんばかりです。
そんな背景もあってか、セールスに抵抗感が
あったり、後ろ向きな人がとても多いです。
でもセールスをしなくては売上は上がりません。
ちなみに、良い商品を作れば自然に売れると
考える社長さんがいます。でもそれは間違い。
良い商品を提供している世界的企業である
トヨタ、アップルも大量のTVCMを流してます。
良い商品を作れば自然に売れることが事実で
あれば、トヨタやアップルもTVCMを流す必要は
ありませんよね。
それと、素晴らしい商品・サービスが世の中で
一番売れているわけでもありません。
実際は、売り方が上手な商品・サービスが
売れているケースのほうが圧倒的に多いです。
つまり、セールスというのは企業の規模、業種
問わず必要な活動であり、ビジネスの生命線と
いうことになります。
世間が思っている以上にセールスは価値のある
仕事のはずです。
その事実を私たち(売り手)は再認識する必要が
あるし、忘れてはいけないことでもあります。
そして、しっかりと誇りを持つことが大切です。
セールスは、顧客に商品・サービスを届けるのが
使命。
商品・サービスを届ける意義は、顧客の欲求を
満たしたり、苦痛を解消してあげることです。
お金を頂く行為は、その目的を果たした対価と
同義です。
なので、お金を頂くことに罪悪感を感じる必要は
ありません。良い商品を扱っているなら尚更です。
これがセールスのあるべき姿・考え方。
良い商品・良いサービス・良いコンテンツを本当に
必要としている人にお届けする。欲求や問題を解消
したそのお礼にお金をいただく。
セールスのあるべき姿を肯定し、意識の根底に
それをセットする。すると行動が必ず変わります。
もっと良い商品・良いサービス・良いコンテンツを
提供したいと思うため能動的に勉強をし始めます。
より良い価値を提供したいために、志の高い人達が
集まる勉強会にも参加し始めます。
そして同志に刺激をもらい、そんな人達と積極的に
付き合うようになります。
いかがだったでしょうか。
なんとなく、マインドセットの考え方や使い方、
メリットをご理解いただけたかと思います。
心構え(マインドセット)のちょっと良いお話を
お伝えして結びとさせていただきます。長文に
お付き合いいただきありがとうございました。
心構え(マインドセット)を学べるある夫婦のお話
でも今その夫婦はひとつの危機に直面しています。
10年以上寄り添って生きてきました。しかし、ここ
1~2年、夫婦間の仲が冷えきっているのです。別に
浮気をしている、されているという訳ではありません。
この夫婦に対し、あるセールスマンは離婚問題の
エキスパートが主催するセミナーの存在を教えて
あげました。価格は10万円とセミナーにしてはかなりの
高額商品です。
悩みましたが、この夫婦は思い切ってセミナーに参加
してみることにしました。
なぜなら自分達ではなかなか解決できずに本当に困って
いたからです。
セミナー会場に行ってみると同じ悩みを抱えていた夫婦が
いました。最初は気まずかったのですが、セミナーでの
ワークで言葉を交わすうちに親近感を抱くようになりました。
そのセミナーに参加したことをきっかけに、夫婦間の
会話がグッと増えました。さらに、セミナーで出会った
同志と積極的にディナーを重ねました。
結果、離婚という最悪の事態を乗り越えることができた
のです。
金額だけでみると大きな出費だったかもしれません。
でも問題解決できたのは、夫婦間への投資という決断
だったのです。
ちなみに、セミナーで出会った夫婦とは毎月のように
ディナーを重ねているようです。
もしこの夫婦がセミナーの存在を知らなかったら・・・。
知っていたとしても参加せずに手探りで解決しようと
行動していたら・・・。
離婚を免れた夫婦はセールスマンに感謝しました。
セールスマンは自分のやっていることにより一層の
誇りと責任感を感じました。
これはなにもセールスに限った話ではありません。
仕事のこと、プライベートのこと、育児や教育のこと
にも使える考え方なのですから。
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