成功事例は見ただけで満足してしまう薬のようなもの
- 2013.11.01
- メルマガバックナンバー
私のメンターは、自身の成功事例を公開
しないスタンスでビジネスをしています。
#もちろん、コンサル契約をしてNDAを
#結んだ場合は除く。
その想いの中にはこんな意味があります。
成功事例を使って新規客を集めることは
既存クライアントを売って(食って)商売
することになるから。
はじめてこの言葉を聞いた時、衝撃を
受けました。成功事例を見せるのは
成約を高めるための最大の武器になると
考えていたからです。
「成功事例」とは中毒性の高い薬
成功事例から得られる強い満足感は
【自分にもできそう】という錯覚を与えます。
この錯覚はくせ者です。その理由は「行動」を
阻害してしまう恐れがあるからです。
本来、すぐにアクセルを踏んで「行動」しなきゃ
いけないのに【自分にもできそう】という
満足感が大きなブレーキになるということです。
ノウハウコレクターの典型的な例がこれに当たります。
自責の念も込めて、本当に注意したいところです。
ではどうすれば良いのか?
成功事例は目に入れず、方法論だけを受け入れる
成功事例を追い求めるよりも、具体的な
アクションプランを示してくれたり、
自分のビジネスに置き換えて考える機会を
与えてくれる、そんな人・商品・サービスを
選択していくべきです。
学びは一旦素直に受け入れるマインドも大切。
「今日は行動できたか?」
「その行動によって目的に何歩近づけたか?」
自分自身へのこの問いかけが重要ですね。
-
前の記事
ウェブサイトにも「改善」という考えを 2013.10.31
-
次の記事
USPをちょっと違った視点で作ってみる 2013.11.08