お客様の心をクイッと惹きつけるフックとは?
- 2016.08.19
- セールスライティング
というお話です。
ウェブログ集客のお悩み解決パートナー
原田和彦(はらたかずひこ)です。
引き続きリオオリンピックに熱視線です。
レスリング女子のギリギリの逆転劇、熱い攻防に静かに熱狂しておりました。iPhoneアプリのNHKスポーツが良いですね。
さてさて。
今日は商品やサービスの開発からお客様接点となる様々なメディア(ウェブサイト、メルマガ、ニュースレター、セールスレター、DM、チラシなどなど)に使えるテクニックをシェアしたいと思います。
見ると「知ってるー」の内容ですけど。意外と抜け落ちているケースも多いので。題して『お客様の心をクイッと惹きつけるフックとは?』です。
それではどうぞー。
フックとは人の感情を動かす”体験”のこと
商品やサービスを目にした時、耳にした時、手に触れた時。あなたは「これ欲しい!」だったり「これは良いねー」であったり「自分には丁度良いかも」って感じたことが何度かあるはずです。
人の感情を動かす”体験”とはまさにそれのことです。
あなたが「これ欲しい!」「これは良いねー」「自分には丁度良いかも」といった感覚は心がクイッと動いたサイン。それがここでいうフックというやつです(トリガーと呼んだりもします)。フックには様々な種類があります。
本日はその代表的な要素を7つご紹介しますね。
1.最新
人は新しいモノや新しいコトに強い興味・関心を抱きます。
最新のアイテム。新メニュー登場。最新のファッション。最新の音楽・・・。世の中には最新というフックに溢れていることに気づくはずです。なぜなら「最新」というキーワードは行動する理由(動機)になるからです。
補足ですが、、、
最新の対義である「最古」も最新と同様に行動する理由(動機)となります。
2.最高
これはすべての人ではありませんが・・・
最高級。最上級。S級。ハイエンド。フラッグシップ・・・。世の中にはこうした最高に分類する商品やサービス、空間を好んで選ぶ人が実際にいます。これも行動する理由(動機)となります。
3.人気(話題)
多くの人が買っているもの(選んでいるもの)は良いものに違いない。あなたもわたしも少なからずこうした判断基準をもっているはずです。マーケティングの世界ではこの人間の心理行動をバンドワゴン効果と呼んだりしています。
話題性を戦略的に作り(例 : 魅惑的なフロントエンド商品を用意する)、お客様の興味・関心を惹きつけることも可能です。
4.最適(フィットする)
最適とはつまり、「わたしにピッタリだ」や「わたしでも使いこなせそう」や「わたしのためにあるものだ」という納得感です。
3ステップでできる。専門知識は不要。質問は何度でも受け付けます。ご納得いくまで相談無料・・・と、オファー(取引条件)と密接に関連する要素ではあるのですが、、、
納得感の提供は、価値を感じてもらっていることになります。「最適(フィットする)」も行動する理由(動機)になります。
5.希少
極論、いつでもどこでも手に入るモノやコトというのは価値を感じにくいものです(価値がないという意味ではありません)。
一方で、、、
なかなか手に入らないモノやコト、世の中に数えるほどしかないモノやコト、見つけるのが難しいモノやコト、他とは明らかに違うヒトなどはそれだけで価値ある存在であり体験な訳です。
6.限定
限定は比較的ポピュラーなフックと言えます。先着10名様限定、現品限り、お昼20食限定の超豪華ランチ・・・といったオファーはよく見かけますよね。
よく見かけるということは、それだけ人の心をクイッと惹きつけている、成果が出ているってことです。
7.期限(期間)
期限を切るのも比較的ポピュラーなフックです。さきほどの限定と組み合わせることでよりパワフルになります。先着10名様限定(明日で終了)、本日・現品限り、日曜日だけ!5食限りのスペシャルランチ・・・など。
フックのない商品・サービス・メディアに未来はない
さきほどご紹介したようなお客様の心をクイッと惹きつけるフックがないとどうなるか。
極論、、、
「どこにでもある商品・サービス・メディアだなぁ」とお客様に認知されてしまいます。つまり、選ぶ理由もなければ好きになる理由もないってことです。
明るい未来が待っているとは到底思えませんよね?
だって。
わたしたち売り手はつぎの質問にしっかりと答えられるようにしとかなきゃいけないんですから。
本日ご紹介したフックを活用できれば、、、あなたを選ぶ理由を作ることだって可能です。
木曜日から金曜日にまたいであなたにシェアしたかった内容はそんなところです。今日も最後まで読んでくれてありがとうございました!
それではひきつづきマーケティングと運動習慣を楽しんで参りましょう!
-
前の記事
ビジネスのスタートは「存在」を知ってもらうこと 2016.08.17
-
次の記事
お客様から思い出してもらうために社長がやるべきこと 2016.08.22