わたしは◯◯業です!この意識は一度見直すべきだと思う
というお話です。
集まるブログ集客実践プロデューサー
原田和彦(はらたかずひこ)です。
夏の早朝、夏の空気、夏の匂いを楽しんでいます。蝉のBGMを聴きながら・・・今日も早朝からひっそりオフィスでお仕事です。今日はクライアントのブログを2つ構築します。
先日お会いしたお客様へ伝えたことをあなたにもシェア。題して「わたしは◯◯業です!この意識は一度見直すべきだと思う」です。
あなたは◯◯業ですか?
と、質問させていただくと大抵の人はパン屋であれば「パン屋」と答えるし、ソフトウェア開発業者なら「ソフト開発会社」と答えるし、名刺やパンフレットを作ってる会社であれば「印刷屋」と答えます。
一見、標準的であり模範的な回答に見えますが、、、非常にもったいない。
なぜか?
それは、ビジネスの可能性を狭めているからです。
パンを作るのはなぜでしょうか。それはパンを通して「美味しい」「幸せ」「健康」などのベネフィットを提供しているのです。極論、必ずしも売り物はパンである必要はないということです。
たとえば「美味しい」体験のできる旅行を紹介したって良いではありませんか。もちろん、パンに関連するテーマが良いとは思いますが。
ソフトウェアをなぜ作るのでしょうか。それはソフトウェア開発を通して導入した会社(人)の「業務効率化」「ストレス軽減」「本業への集中ができる」ひいては「利用者の人生の質向上」といったベネフィットを提供しているのです。極論、必ずしも売り物はソフトウェアである必要はありません。
利用者の人生の質向上なのですから、業務効率化・ストレス軽減・本業へ集中するためのコンサル業務を売ったって良いではありませんか。ソフトウェアはプログラミングです。ロジックですから体系化されたものです。ですからコンサルだって可能です。
印刷物を作るのはなぜでしょうか。それは印刷物を通して「認知」「お客様との関係構築」つまりは「業績に貢献する」といったベネフィットを提供しているのです。
極論、印刷物じゃなくても良い。売れる名刺の作り方、売れるチラシの作り方をパッケージングしたDVDを販売したって良いではありませんか。
ベネフィットから商品・サービスを考えよう
今の時代。商品の特徴を伝える。商品のこだわりだけではモノは売れません。
みーんなおなじことを伝えているから。
まずはみんな(マジョリティ)の中から抜け出す必要があります。抜け出すヒントは商品・サービスを手にして得られるベネフィットに隠されています。
ベネフィットの概要は過去エントリーをご参照ください。
ベネフィットを発見する魔法の質問は↓この2つです。
その先にある近未来。感情の変化・環境の変化・人生の変化にあなたの売るべきモノの答えが存在しています。
「売り物がない」「何を売っていいのかわからない」「ビジネスに伸びしろを感じられない」とお悩みの方にこそぜひこの思考術・観点を活用してビジネスを発展して欲しいと願って止みません。
土曜日の早朝。あなたに伝えたかったことはそんなところです。最後まで読んでくれてありがとうございました!
それでは週末もマーケティングをエンジョイしましょうね!
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