崎陽軒の経営理念がすばらしいなと思うシンプルな理由

単純明快でありたい

というお話です。

 

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原田和彦(はらたかずひこ)です。

 

唐突ですが、、、

 

わたしは、崎陽軒のシウマイ弁当が好きです。冷めていても美味しいし、おかずのバラエティ豊かですし。なぜ崎陽軒か?というとラジオでコマーシャルが流れていたのですよ。だからふと思い出し今に至ります。

 

近日、シウマイ弁当も食べちゃうんだろうな。平塚の駅ビル(地下)と平塚駅北口の直ぐ側で売ってるんです。

 

で、ウェブサイトを拝見したら、、、3つの経営理念をみて妙に納得。ただシウマイ弁当を売ってる会社ではなかった。

 

その1つめが、「崎陽軒はナショナルブランドをめざしません。」からはじまるのです。そして、「真に優れた「ローカルブランド」をめざします。」と宣言しています。

 

地域(横浜)のお客様とのお約束を守り続けるコトこそが、真のブランドであると。地元のお客様に支持されない限り、世界中のお客様を満足させることなんて叶わない。納得。

 

2つめが、「崎陽軒が作るものはシウマイや料理だけではありません。」ですよ。続いて「常に挑戦し「名物名所」を創りつづけます。」と宣言しています。

 

名物・名所を作る、ではなく、創りつづける。この視点が素晴らしいですね。名物・名所という名のスペシャルな体験を提供しますよー。と、わたしは読み取りました。極論、シウマイや料理はひとつの手段ってコトです。

 

最後の3つめはこうです。「崎陽軒は皆さまのお腹だけを満たしません。」じゃあ何を満たすの?その答えは、、、「食をとおして「心」も満たすことをめざします。」ときたもんだ。

 

これも体験ですよね。しっかりと感情の変化もお約束している訳です。

 

で、これらの経営理念を拝読してわたしがすばらしいなぁと感じたシンプルな理由は、、、

 

単純明快

 

ってコトです。

 

これってとーっても重要ですよ。ほら、経営理念ってフワフワしたものが多いじゃないですか。「明るい未来を」とか「世界を目指す」とか「夢に羽ばたく」とか。

 

これ、従業員も、お客様も「?」になっちゃう。

 

「?」になっちゃう経営理念って社長のマスターベーションでしかありません。理念は、従業員やお客様が読んでも「どこを目指しているのか」とか「どんな約束をしてくれるのか」が端的に理解できるものじゃないとね。

 

まさかの崎陽軒でしたか?(笑)

 

中小企業にも単純明快な経営理念、必要だと思います。進むべき道標となる訳ですからね。今日も最後まで読んでくれてありがとうございました!

 

それではひきつづきマーケティングを楽しんで参りましょう!