良い商品を作っていればいつか日の目を見る、は間違い
- 2016.05.27
- 雑記もいいとこ
というお話です。
湘南平塚で唯一!
ウェブ集客のお困りごと解決パートナー
兼 走るマーケター 原田(はらた)です。
「原田さん、この商品すごいでしょ?」
「この商品を使えば●●ができるようになるんだ」
「なのに一流メーカーよりも●●安いんだよ、お得でしょ?」
ある社長から聞いた”良い商品でしょ?アピール”です。
「それは誰のためのモノですか?」「どんな問題を解決するのですか?」「問題を解決した後、どんな変化があるのですか?」「どうやって集客しているのですか?」というわたしの質問にお答えいただけなかったのが残念だったのですが、、、。
他より良い商品・優れた商品を作ることに終始されている社長さんが意外と多いんです。
良い商品を作ればメディアがこぞって取り上げてくれる。優れた商品を作ればお客様が自然にやってきて買ってくれる。どこかでそんな感覚をもっているのでは?と推察します。
それって違うよねって理由と、じゃあ何すりゃいいの?ってことをエントリーしたいと思います。題して『良い商品を作っていればいつか日の目を見る、は間違い』です。
それではどうぞー。
良い商品・優れた商品を決めるのはお客様であり社長ではない
という事実。
だから社長は商品そのものにフォーカスしてはダメってことです。仕様とか機能とか、そんなことはどうだって良いんです。
その商品は誰向けのモノなのか? その人が使うとどんなメリットがあるのか? メリットを受け取るとどんな変化(外的要因、内的要因)が起きるのか? フォーカスすべき内容はここなんです。
お客様が気になるところ、関心を寄せるところを明確に伝えるべきなんです。
商品の完成は単なる”通過点”でしかない
システムもウェブサイトもそうなのですが、、、
商品は完成して終わりではありません。
商品そのものを知ってもらう ⇒ 実際に手にとってもらう ⇒ 納得したうえで購入してもらう
というプロセスを経てはじめてビジネスは成り立つのです。利益を頂戴するのです。
冒頭の社長さんは”良い商品でしょ?アピール”止まり。つまり、道半ばで満足しちゃってる状態だったのです。
お客様候補へ商品の”存在”を知ってもらい、実際に手にとってもらうためにすべきことは?
広告の目的は、広く告げることであり、商品(サービス)の”存在”と”価値”を知ってもらうことですよね。
ほら。
知ってもらわないことには何も生まれませんし、始まりません。永遠に0な訳です。だからこの活動は企業の大きさは関係なく力点を置かなくてはなりません。これはマーケティング活動のひとつです。
もうひとつが実際に手にとってもらうプロセスです。実物があるならどうやって手にとって見てもらえるか、検討してもらえるか、価値を体験してもらえるかを考えます。そして、その機会を作ります。
サービスの場合(触れることができないモノ)は、価値を伝えるために”情報”を繰り返し提供します。たとえば、既にそのサービスを利用している人の声や、選択基準や、費用対効果などです。
実際に手にとってもらうプロセスで重要なのは接触頻度となります。1打数1安打を目指さずに、10打数1安打くらいの心構えで粘り強くトライし続けるのです。ま、ほとんどの人は2打席目、3打席目には立たずに諦めるのですが・・・。これもマーケティング活動のひとつです。
社長の仕事は「マーケティング」である
ダイレクトレスポンスマーケティングの権威中の権威、ダン・ケネディ氏の重要なコンセプトです。
わたしがブログを書くのも、わたしという人間の”存在”を知ってもらうこと。わたしの”提供価値”を理解してもらいたから。もちろんそれ以外にも理由はいくつかありますけど、マーケティングを実践している動機は、ダン・ケネディ氏の重要なコンセプトのひと言で説明ができたりします。
ですから、社長ならもっともーっとマーケティングを勉強したほうが良いと思います。
なお、、、
勉強だけでは片手落ちです。勉強した内容は、しっかりとお客様候補に伝達しなくてはなりません。インターネットのブログ・メルマガやセールスパーソンの分身であるセールスレターを使って効果的に10打数1安打を目指してまずは一歩を踏み出しましょう。
踏み出すきっかけはもしかしてこれかもしれません。
金曜日の早朝。あなたにシェアしたかった内容はそんなところです。今日も最後まで読んでくれてありがとうございました!
それではひきつづきマーケティングと運動習慣を楽しんで参りましょう!
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