スマホの普及であなたのビジネス環境も大きく変わっていく
- 2016.06.15
- ウェブ集客
というお話です。
湘南平塚で唯一!
ウェブ集客のお困りごと解決パートナー
兼 走るマーケター 原田(はらた)です。
喫茶店、レストラン、電車の中などを見渡すと、ほとんどの人が下を向いています。視線の先にあるのはスマホです。
どうでしょうか。
全体の8割くらいでしょうか? 都内になると9割を超えちゃうかも。ほとんどの人がスマホを見ている。タップしたりスワイプしたりフリックしたりスクロールしたり忙しそうです。
隙間時間を見つけたらさっとポッケからスマホを取り出します。15年前にはなかった風景です。
なにが言いたいのかと申しますと、それだけ世の中にスマホが浸透しているってことです。
わたしは、そのことに関して非難するつもりは毛頭ございません。どちらかと言えば、スマホ(iPhone)は大好きですし。
今日のエントリーテーマは”スマホの浸透”です。スマホの浸透が、ビジネスにどんな影響を与えるのか? をマーケター目線ですこし考えてみたいと思います。題して『スマホの普及であなたのビジネス環境も大きく変わっていく』です。
それではどうぞー。
欲しい情報、必要な情報にアクセスできない時代
スマホ普及前(一昔前)の飲食店のケースでお話しますと、、、
「個人で経営しているこのレストラン、美味しいのかな」と思った時。
来店する、しないの判断をする事前情報としては・・・目の前にある店舗そのものを観察するくらいしかありませんでした。
つまり、、、
不確定要素がたくさんある状態が当たり前だったのです。
不確定要素がたくさんあると人はどんな行動を取るのでしょうか。
ほとんどの人は「失敗したくない!」と感じます。
そして、リスクを最小限に留める、リスクを回避する選択を重ねます。
たとえば、、、
「値段の安いお店を選択する」であったり「味やサービスの想定がつく馴染みのあるチェーン店を選択する」であったり「清潔なお店を選択する」であったり。
大手企業が経営するチェーン店はネームバリューがある。つまり、信頼性があって、安心・安全な気分になる。だから来店してもらえる。
一方で、、、
個人で経営しているレストランなんかは、信頼できるのかわからない、どんな人がどんな料理を作ってくれるのかわからない、どんなお客さんがいるのかもよくわからない。地元民に愛されてるかどうかもわからない。だから来店してもらえない(本当は、素晴らしい価値を提供できていたとしてもっ!!)。
こんな流れがありました。
欲しい情報、必要な情報にアクセスできる時代
2016年の今はちょっと違います。
なぜなら、、、
「個人で経営しているこのレストラン、美味しいのかな」と思った時。
まずスマホで”お店の名前”を検索します。全員とは言いませんが。その目的は、目の前にある情報以外の付加情報を探すことです。
理由はさきほどお伝えしたとおりです。
誰も失敗はしたくないですから。リスクを最小限に留める、リスクを回避する選択をしたいですからね。
ちなみに、、、
付加情報とは、すでに来店した人の評価であったり、お店のこだわりであったり、店内の様子であったり、働いている人達であったり、料理のボリュームだったり、いろいろです。
少ないよりは多いに越したことはありません。
このお店は、信頼できるのか。安心・安全なのか。「安心してください、美味しいですよ」と、やさしく背中を押して欲しいのです。小さくても約束して欲しいのです。
これは飲食店のみならず、ほとんどの業種に言えることです。B to C(お客様が個人のビジネス)、B to B(お客様が法人のビジネス)どちらにも言えることです。
つまり、、、
個人で経営しているレストランでも、信頼できる情報、安心・安全を感じてもらえる情報、小さな約束を提示することで“選ばれる”可能性が高まってきているってことです。
スマホでも”伝わる”まで”伝える”努力をしなくてはならない
では一体何を伝えるのか?
目に見える情報以外の付加情報を発信することの他ありません。
ビジネスでSNSを活用している人達は何を発信しているのか?
人柄であり、価値観であり、情熱であり、思い出してもらうことだったりします。つまり、目に見えない付加情報です。
では、なぜSNSなのか?
答えはとてもシンプルで、世の中にスマホが浸透しているから。SNSはスマホで利用できるように設計・開発されているから。相性抜群なんです。
さらに言えば、、、
地域に紐付くビジネス(例:店舗ビジネス、地場ビジネスなど)をされている方々にはビックチャンスだったりします。
その心は、、、
GPS(位置情報)による検索環境が徐々に整備されてきたから。テレビのコマーシャルでこんなシーン、見たことありませんか?
「近くに美味しいレストランある?」とスマホに語りかける人。
「半径500メートルには8件の美味しいレストランがあります」と人にスマホが語りかけてきます。
iPhoneのSiri(シリ)が最もわかりやすい例ですが、「音声アシスト機能(人の問いかけを理解し、適切な回答をする技術)」と「位置情報」を組み合わせた検索精度は年々向上しています。
つまり、、、
“スマホの浸透”によって、より発見してもらいやすいビジネス環境が整ってきた。そういうことです。
あとはこの時代のビックウェーブに、わたしやあなたがきっちりと波乗りできるか否かです。ようは、目に見えない付加情報をどれだけインターネット上に準備しておけるか?ですね。
水曜日の早朝。あなたに伝えたかった内容はそんなところです。今日も最後まで読んでくれてありがとうございました!
それではひきつづきマーケティングと運動習慣を楽しんで参りましょう!
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