ももいろクローバーZ vs KISSから学ぶマーケティングとは?
というお話です。
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原田 和彦(はらた かずひこ)です。
週末、いかがお過ごしでしょうか。夜はメールチェックをしながら月曜日以降の予定をチェック。そして週のはじまりである日曜日のブログを書き始めました。ネタはずっと決めていたんです。それはももクロです。まさかの!
6歳の息子もお気に入りの曲。それが、、、
https://youtu.be/PubhxQd_3ws
ももいろクローバーZの「Rock And Roll All Nite」です。これは夢の浮世に咲いてみな/ももいろクローバーZ vs KISSのカップリングカバー曲なんですが・・・さらに言うと、本家はこちら。
これ、40年前(1975年)の映像です。40年の時を経て、アメリカのレジェンド・KISSの名曲を、日本の週末ヒロイン・ももいろクローバーZがカバーしたのです。
なにが面白いかって、世代や媒体は異なるけれども「Rock And Roll All Nite」が37歳のおじさんと6歳の少年の心をひとつにしているところ。全世界の各ご家庭にてそんなことがあったら楽しいですよね。
まとめられる自信は0%ですが題して「ももいろクローバーZ vs KISSから学ぶマーケティングとは?」です。それでは聴いてください。Deuce!!
KISSとは何者か?
彼らは地獄の軍団です。でもとても歌がうまく、演奏も上手で、火を吹き、空を飛ぶロックンロールスター軍団です。ウィキペディアでリサーチすると、、、
キッス(KISS)は、1973年1月にアメリカで結成されたロックバンド。白塗りの化粧と奇抜な衣装でストレートなロックンロール、ハードロックを演奏する。巨大なロゴを中心にした大規模なステージセットで、当初より炎やパイロテクニクスを多用している。彼らのファンは、キッスアーミー(KISSARMY)と呼ばれる。
キャッチフレーズは、「You Wanted the Best!? You Got the Best! The Hottest Band in the World, KISS!!(最高を求めていただろう!? お前は手に入れた! 世界一熱いバンド、キッス!!)」であり、1975年のライヴから現在にかけて、オープニングアナウンスとして使用されている。
シングル、アルバム総売り上げは1億1000万枚にのぼる。
バンドメンバーのペルソナにも一貫性があります。たとえばバンドのフロントマンであるポール・スタンレーは愛の戦士という設定。他人の心を読むことができ、星の右眼から光線を発する。
もう一人をご紹介します。ジーン・シモンズさんです。地獄からやって来た悪魔という設定。獣の咆哮をあげ、空を飛び、炎を吐く。
知らない人からすると色物と思われがちですが良い音楽作ります。ライブも楽しい。
ももいろクローバーZのこともおじさんリサーチしちゃうぞ!
ウィキペディアをじっくり読んでココの文章がいいなぁと思いました。
「ピュアな女の子が、幸せを運びたい」という意味を込め、ももいろクローバーとして2008年5月17日に結成。2011年4月10日にサブリーダー・早見あかりの脱退に直面し、その翌日から心機一転、ももいろクローバーZとなって再出発した。
結成当時は全員が学生であったため、週末ヒロインと称して土日を中心に活動を始めた。メンバーは所属事務所内から選抜されたものの、”本当に有望な人材というわけではなく努力が必要”だと判断され、メディアに取り上げられることのないライブアイドルとして、数人の客を相手に路上ライブからのスタートを強いられた。
その後も、全国ツアーと称して車中泊をしながら各地の家電量販店を回って、店先で踊りCDを手売りするなど、数多くの下積みを経ておりメジャーデビューまでに約2年を費やした。今でもライブでは、ファンへの感謝を深く長いお辞儀で表すシーンが度々見受けられる。
で、さらにリサーチを進めていくと出てくる出てくる。ももクロの良いところ。このまとめには愛を感じずにはいられません。
多彩なパフォーマンス。媚びる感がない。バラエティ番組にとても強い。今までアイドルになんか見向きもしなかった人たちのハートをもわし掴みする 。全身を最大限に生かした全力パフォーマンスが最高。強烈なメロディーと熱い歌詞が最高。夫婦や親子でライブに行けるとこがすごい。あれだけ激しいダンスを踊りながら生歌をやるグループは他にない・・・などなど、ロックですねーももクロ。ちなみにヤンキースの田中将大選手もファンであると公言しています。
なぜ、40年のキャリアを誇るKISSが日本のアイドルとコラボしたのか?
金になるから。
そうかもしれません。彼らも当然プロフェッショナルですからね。しかし、フロントマンであるポール・スタンレーが音楽雑誌『BURRN!』2015年3月号(懐かしい!)で述べた発言がとっても興味深かったのです。「自分達らしさを保ちつつ、KISSであることはそのままに、しかもKISSであることの意味するところもすべてそのままに、そうしたコラボレートをすることができる」。
なんだか色々と双方のバックグランドを調べると重なるよねーと。まずお互いに叩き上げです。ライブで熱狂的なファンを獲得し、ビックになりました。エンターテイメント性抜群。人を驚かせ、感動させ、惹き付けるものを持っている。親の世代と子の世代でライブに行けるところ。そして生演奏にこだわるところ。
で、こんなドキュメンタリーも。すごいなー。しかも、この違和感。異次元。でも本気なところが最高です。
https://youtu.be/UYlEmWr0Gtc?t=41s
さらに、先日行われた(!)KISSの東京ドーム(3.3)のラスト2曲でももクロを登場させるという驚きの展開。YouTubeに動画がアップされていましたけど著作権的に完全にアウトなので掲載は控えます。
でこれってさ・・・
完璧なジョイントベンチャーだよね
Win Winの関係とはまさにこのこと。KISSはまったく異なる市場のファンを獲得することに成功しました。ももいろクローバーZも同様です。6歳の子どもの心を射止めた訳ですから。我が家は晴れてももいろクローバーZのファンと相成りました。そして、わたしはKISS熱再燃。夜な夜なベスト盤を聴き漁っております。
んー。まとまってない。でも、マーケッターとしても気持ちの良いニュースというか事件でしたよ、これ。たかがアイドル。されどアイドル。突き抜けているからこその魅力なのではないでしょうか。わたしたちだってうかうかしていられませんよ。なにかひとつでも良い。突き抜けるものを手にしないと・・・日曜日の夜に思ったことはそんなところです。
それでは明日もマーケティングを楽しんで参りましょう!
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