東京ディズニーリゾートは入場料をもっと高くすべきだと思う理由

提供価値と価格の関係

というお話です。

 

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原田和彦(はらたかずひこ)です。

 

先日ラジオを聴いていたらディズニーランドが3年連続でチケット価格を値上げ(6900円→7400円)することを知りました。

 

 

一般論としては「また値上げ?」といったところなのでしょうか。

 

 

わたしはディズニーの熱狂的なファンではございません。人生で2〜3度かな。ランドもシーも行ったことはあります。純粋に「楽しい」ともちろん思います。

 

でも、、、

 

個人的には「チケット料金、安すぎるよね」と強く激しく感じる訳です。その理由をつらつらと書いてみますね。題して『東京ディズニーリゾートは入場料をもっと高くすべきだと思う理由』です。

 

それではどうぞー。

 

あの混雑ぶりは、クレイジーとしか言いようがない

入場するまで30分〜1時間。お目当てのアトラクションに乗るために2時間。食事をとるために1時間。これはわたしの過去の記憶なのですが、、、

 

とにかく待ち時間が長い。感覚的に8時間滞在したら半分くらいは待ち時間なんじゃないかって思う。せっかく「夢の国」なのに、半分くらいはスマホをイジってたり、ゲームをやって待ち時間を過ごすってちょっと悲しい。

 

「あのね、ファストパスとか、タイム・マネジメントしたらそこまで待つコトなく、もっと効率よく回れるよ」とファンからお叱りを受けるかもしれませんが…。

 

ちなみに、、、

 

今日はディズニーリゾートをディスるためにブログを書いている訳ではありません。むろん、我が子(6歳)を連れて行きたいと思っているんです。親も「異常な混雑」がなければ足を運びたいと願っているんです。

 

きっと、わたしのように、「行きたいけど”混雑してる”から行かない」という家族は少なからずいるのではないか?と思ったりします。

 

クレイジーな混雑を解消するシンプルな方法がひとつ。それが値上げです。

 

ディズニーリゾートの料金は、滞在時間で割るとえらい安いことがわかる

ディズニーランドに行ったら最低でも6〜8時間くらいは滞在するのではないでしょうか。仮に8時間、あの空間に居たとします。2016年4月の新料金 7400円で1時間あたりの単価を算出してみると 925円です。

 

1時間で 925円以上の価値を提供できているか? 価値観は人それぞれですが、わたしは925円以上の価値は十分に提供しているよなーって思います。

 

つまり、提供価値と値段が不釣り合いなんじゃないかって疑問に感じているんです。

 

だから今回の値上げのニュースを耳にしてわたしはこう思いました。

 

15000円くらいにしちゃえば良いのに」と。

 

金額を2倍にしてもお客様はついて来る(はず)

まぁこれはマーケティング的に言えば「テスト」「お試し」「実験」ですから、100%言い切ることはできませんけど、入場料金を15000円にしても、お客様は半分も減らないんじゃないかって思う。

 

むしろ、アトラクションは充実し、クレイジーな混雑も緩和され、より特別な場所になって、新しい層の顧客を開拓できるのでは?と思うのですが…。

 

ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)の値上げは長期的に考えるととっても正しい判断をしているなーって思います。USJは未体験なのでなんとも言えませんけど、価値をバッチリ提供できているなら値上げ歓迎。どんと来い。

 

 

「混んでるのは当たり前」「待ち時間は1時間30分〜2時間」「疲労感でぐったり」「ファストパスの攻略」「朝5時に起床」、、、リサーチすればするほど、夢の国が遠のいていくおじさんのボヤキのような内容でした。

 

気を悪くされた方がいたらごめんなさいね。 今日も最後まで読んでくれてありがとうございました!

 

それではひきつづきマーケティングを楽しんで参りましょう!