こんなノベルティは嫌だ
- 2015.11.26
- 販促術
というお話です。
湘南平塚で唯一!
ウェブ集客のお困りごと解決パートナー
原田和彦(はらたかずひこ)です。
昨日・今日と神奈川県平塚市はあいにくの空模様。寒暖の差が激しくなりました。油断したら一瞬で風邪をひきそうな感じ。お互い気を付けましょうね。
先程まで会社の年賀状リストを更新しておりました。我が家の年賀状作成はウェブポなのですが会社はまだオフラインなんですよね。
ちなみに、住所録に関しては日本郵便社の提供するはがきデザインキットを活用しております。
巷の評判はあまり良くありませんし住所録アップデートの癖もすごいのですが愛用しております。腐っても日本郵便社の提供サービスですから。安心感一本で利用しております。
さて。本日はその名もズバリ『こんなノベルティは嫌だ』です。展示会やイベント会場に行くともらえるノベルティ。残念なコトにほとんどがゴミ箱行きとなってしまいます。その理由、即ゴミ箱行きにならないノベルティの作り方を考えてみました。
それではどうぞ。
ノベルティってなに?
ウィキペディアで調べてみると、、、
ノベルティ(novelty item)とは、原義では「珍しい事象や物」を指すが、近年では「企業が自社や商品の宣伝を目的として、それらの名称を入れて無料配布する記念品」を指す。
当エントリーでお話するノベルティは「企業が自社や商品の宣伝を目的として、それらの名称を入れて無料配布する記念品」のほうを意味します。
ノベルティを配布する目的は、企業や商品・サービスを認知してもらう、記憶に留めてもらうことです。ちなみに、数量限定・期間限定による配布は、希少性を生み出してノベルティの価値、受け取った体験の向上を実現します。
我利私欲のノベルティは嫌われる
ノベルティは、希少性があってもらうと嬉しいモノですよね。しかし、その逆。もらって嬉しくない・・・むしろ迷惑かもしれない・・・そんな残念なモノもあります。たとえば、、、
ノベルティ(アイテム)の機能性や質感が異様に低い時。
販促予算が捻出できなかったからでしょうか。それとも、たくさんの人に配るコトを前提にしてしまったためでしょうか。チープなアイテムをもらった瞬間のガッカリ感は半端ありませんよね。
または、、、
社名がとにかく目立つモノ。過去もらった例でお話すると手帳、付箋、カレンダー、ボールペン、ペンライト、鉛筆、タオル、クリアファイルなど。
ノベルティが役に立つアイテムだったとしても、、、、社名が前面に出ているモノはちょっと使いにくいですよね(中にはそんなの気にしな〜いって人もいますけど)。
とにかくノベルティを配りまくって「我が社を知ってもらおう」「弊社を覚えてもらおう」を再優先としている我利私欲のノベルティはお客様には嫌われます。
嫌われたモノは、、、残念なコトに即刻ゴミ箱行きの運命を辿ります。
ちょっとうれしいノベルティは感謝される
ではお客様が「ありがとう」と感謝してくれるノベルティの姿ってどんなモノでしょうか。答えはダメなパターンの真逆を考えたらわかります。たとえば、、、
ノベルティ(アイテム)の機能性や質感が異様に高い時。
当然ながら、お客様は喜びます。合わせて”希少性”を追加できたら素晴らしい体験も提供できる訳です。
または、社名がとにかく目立たないモノ。手帳、付箋、カレンダー、ボールペン、ペンライト、鉛筆、タオル、クリアファイルなど、、、お客様がストレスなくお気に入りとして使えるモノを提供する。
こうしたシチュエーションの時、会社の”ロゴ”って大活躍するんですよね。デザインのワンポイントとしてこっそり添えるコトができますから。
・・・
「そんなノベルティ、何処にある?」
ちゃんとあるんですよ。
化粧品のファンケルさん。ノベルティをうまい具合で実現し提供できてる実例が豊富です。
さりげなく利用している方もいるのではないでしょうか。我が家にもあるのですが、ぱっと見、ふつうの使い勝手のよいサイズのお皿たちなんです。
お皿の横にファンケルという社名が記載されていたら・・・おそらく誰一人欲しいとは思わないでしょう。
ちなみに、お皿をひっくり返した底にはファンケルと刻印されているのですが、、、すくなくとも皿洗いをする時以外、社名を目にすることはありません。
お客様が思わず「欲しい!」と感じるノベルティの作り方とは?
ポイントをまとめると3つとなります。
希少性があるコト。そして、お客様が本気で「これは良いね!」って感じてくれる『機能』や『デザイン』や『面白さ』を有しているコト。さらに、社名(あなた)は黒子としてさりげなく存在するコト。
マーケティング思考でノベルティを作ると…。(即ゴミ箱行きがなくなるという意味で)自然にやさしく、効果的な販促活動を実施できるのではないか?とわたしは考えます。
木曜日のお昼休み。あなたとシェアしたかった内容はそんなところです。今日も最後まで読んでくれてありがとうございました!
それではひきつづきマーケティングを楽しんで参りましょう!
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