あなたを嫌いな人に、あなたを好きになってもらう必要はない
- 2015.07.10
- 雑記もいいとこ
というお話です。
集まるブログ集客のプロデューサー
原田和彦(はらたかずひこ)です。
今朝はダン・ケネディの書籍を読んでおりました。ダン・ケネディはアメリカのトップマーケターです。究極のマーケティングプランと究極のセールスレターは超おすすめなのでまだの方は今すぐ購入を。
世界中のマーケターに影響を与えている本ですし、本質をついてる内容ですから、1年、3年、5年、10年経ってもあなたの役に立つはず。
さて。本日はそんなトップマーケターの教えを咀嚼してひとつご紹介させてください。題して「あなたを嫌いな人に、あなたを好きになってもらう必要はない」です。
それではどうぞ。
理想のお客様を見つけろ!には理由がある
よくわたしはクライアントに「あなたの理想のお客様は誰ですか?」「あなたが最も付き合いたくないお客様はどんな人ですか?」とお聞きします。
一番の理由は、見込み客やお客様に対して抽象的ではなく具象的なメッセージを届けるためでしたよね。
別の切り口でお話するとあなたが見込み客やお客様に対して八方美人になることを防ぐためとも言えます。
ウェブにしても紙媒体にしても、、、せっかくお金を出して広告(集客)するのだから四方八方からお客様を集めたい!という気持ちになるのはわかります。
しかし、
おにいさん・おねえさん、おじさん・おばさん、おじいちゃん・おばあちゃんのすべての人に響く商品・サービスは作れません。ビジネスにおいて万人に届くメッセージも作れません。
車にしてもおなじです。
燃費の良い街乗りの車を求めている人、加速が気持ち良く高速道路でこそ走りを満喫できる車を求めている人の双方を満たす車の開発は不可能です。
正しいアウトプットとしては、消費者の欲求に応じて明確に切り分けるべきだとわたしは考えます。
さらに、もうひとつだけ伝えたいことがあります
見込み客が集まれば集まるほど、ブログやメルマガを書けば書くほど、離脱者も相対的には増えていきます。結論から申しますと、それは誰にも止められないことです。
あなたの配信するコンテンツに不備がなかったとしても、、、離脱者は現れます。
それは、悲しむべきこと?
いいえ、それは喜ぶべきことだとわたしは考えます。
登録直後の離脱者はただの冷やかし客です。その他の離脱者にも離脱する理由があるのです。それは尊重しなくてはなりません。
あなたの価値観に合わない人だったり、次のステージに向かっていく人だったりするからです。
「せっかく3人メルマガ読者が増えたのに、、、2人メルマガ解除しちゃったよ」と落胆する必要はないってことです。マイナスもプラスと同じように肯定的に捉えましょう。
去って行く人を無理やり引き止めてもお互いが不満足になるだけですしね。
そうですね、、、
大成功している芸能人を思い出してください。
目立てば目立つほど、影響力が強くなればなるほど「面白くない」と言う人が出てくる。批判する人が出てくる。そういうものです。
ですから、
あなたを嫌いな人に、あなたを好きになってもらう必要はない。
その分、
あなたを好きな人に最大限の価値を提供したほうが良い。
これがわたしの価値観です。おそらく「それは違うよ〜原田さん。お客様すべてを満足させなきゃ無責任だと思うよ!」という価値観を持つ人は去っていくでしょう。どちらが正しいか?間違いか?という答え探しをしているのではありません。
取捨選択の世界となります。
蝉の鳴き声が聞こえはじめた金曜日の朝、あなたに伝えたかった内容はそんなところです。最後まで読んでくれてありがとうございました。
それでは本日もマーケティングを楽しんで参りましょう!
-
前の記事
仕事は楽しいコト。そう想えたら最高ですよね。 2015.07.09
-
次の記事
充電もシゴトのパフォーマンスを上げる大切なシゴトだと思う 2015.07.11
コメントを書く