ジャッキー・チェンに学ぶ!熱狂を生むストーリー構築の12ステップ
- 2016.01.22
- セールスライティング
というお話です。
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原田和彦(はらたかずひこ)です。
どんなモノ・どんなコトにもそこそこの成果を期待できる「決まりごと」「パターン」「型」が存在しています。たとえば、今日ご紹介する「神話の法則(ヒーローズ・ジャーニー)」もそのひとつです。
あなたもきっと共感したり心を揺さぶられる経験をしているはず。
わたしは、、、小学生低学年の頃、カンフー映画に夢中でした。なんといってもジャッキー・チェンのアクション映画には胸が踊りましたね。
ジャッキー・チェンの代表作である酔拳。このストーリーも神話の法則(ヒーローズ・ジャーニー)がベースとなっています。たとえばこんな感じ。
1.日常の生活
小さな空手道場の師範の息子フェイ(ジャッキー・チェン)はカンフーの練習もろくにせず、ダラダラと生活をしていました。
2.非日常への誘い、3.非日常の拒絶、4.師との出会い
フェイは町で喧嘩騒ぎを起こしてしまい、父親から勘当されてしまいます。お金もなく頼るところもない主人公は無銭飲食しようとした食堂で用心棒にコテンパンに痛めつけられます。
それを助けてくれたのは泥酔しているようにみえる老人(スウ)でした。その老人・スウは酔えば酔うほど強くなる「酔拳」の使い手。実は、父親と交流があり、その父親から息子(フェイ)を鍛えて欲しいとお願いされているとのこと。
老人・スウの特訓は厳しいものでした。フェイはてっきり酔拳を教えてもらえるものだと思っていたのですが、苦行としか言えない基礎練習ばかり。その意味を見いだせない特訓にフェイは耐えられずについには逃亡してしまいます。
5.事件の発端
逃亡して一休みしていた主人公・フェイ。しかし、殺し屋に一方的に叩きのめされ己の未熟さを思い知ることに…。
6.試練、仲間、宿敵との出会い、7.ストーリーの深淵の描写
今度は自ら志願して、老人・スウの小屋に戻ってくることに。本格的な特訓がスタートします。ひと通りの特訓をすませて町に出た主人公・フェイは、前とは人が変ったように弱くなったシラフのスウを助ける活躍ぶりを披露。
老人・スウは、ある夜、秘伝・酔八拳の極意を主人公・フェイに伝授。その8つの酔神の型の美しさに見惚れながら、主人公・フェイは、酔八拳をマスターしたのです。
8.最大のチャレンジ
その頃、捧術使いの王と、以前一方的に叩きのめされてしまった忌まわしき殺し屋が、主人公の父親の命を狙っていました。
9.勝利
しかし、そこへ駆けつけた主人公・フェイが、死闘の末、酔拳を駆使して殺し屋一味を倒したのです。
映画酔拳は勝利したところで終劇となってしまうのですが、神話の法則(ヒーローズ・ジャーニー)にはもうすこし続きのシナリオがあります。
10.帰路
勝利した後、失われた日常を取り戻すシーンなど。
11.復活
日常を取戻り生まれ変わった(再生・進化・深化)シーンなど。
12.日常への帰還
平穏な日常に戻り、そしてエンディング。
といった具合です。
昔から語り継がれている神話、ドラゴンボール、スターウォーズなどもこの法則をベースに作られています。熱狂を生むストーリー構築の12ステップ。セールスレターやプレゼンテーションで使える要素、たくさんありますよね。
金曜日のお昼休み。あなたとシェアしたかった内容はそんなところです。今日も最後まで読んでくれてありがとうございました!
週末もマーケティングを楽しんで参りましょう!
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