なぜ、700円のラーメンが12000円で売れるのか?
- 2013.12.05
- メルマガバックナンバー
先日の箱根で行われた忘年会。番外編話を。
3次会は、居酒屋でラーメンを食べたんです。
居酒屋でラーメン?と思われるかもしれませんが
お酒を飲んだ後でもスルスルと入っていく良い
塩梅のラーメン(健康的にはアウトですけど:汗)。
店内には芸能人の色紙もあったりして界隈では
有名なお店みたいでした。
ラーメンを12000円で売る方法
翌日、会計担当の方が、3次会の料金はお一人様
12,000円です!と衝撃的な請求をしてきました。
美味しかったけど、ラーメンで12,000円ですか?と
確認してみたら、「コンパニオンさん(3名)も
同行していたから。通常なら700円くらいかな?」
ガビーーーン。
と、同時にここに商売のヒントが隠されていると
感じました。
通常700円のラーメンを約17倍の単価で売る
手段を分析してみると・・・
(1)ジョイントベンチャー
居酒屋さんと、コンパニオンさんのコラボレーションです。
(これは関係性で自然と成り立っていました)
(2)付加価値を与える
ターゲットは2次会まで飲んだ40~80代の
経営者。その方達に対して、〆のラーメンを提案
する。そこに付加価値を付けることで単価もアップ。
この場合の付加価値は言うまでもなくコンパニオンさんの
お姉様達ですね。
(3)優越感を与える
足元がおぼつかない方もいることは織り込み済みです。
送迎の手配も完璧でした。
良い勉強になりました(半泣き)。
まとめ
常識的な発想では商品の価格を17倍にするのは不可能。
ジョイントベンチャー、付加価値の提供、優越感などの
組み合わせによって、非常識で利益率の高い商品が開発
できる。
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