コピーライティングはグーグルからも学べる

コピーライティングはグーグルからも学べる
コピーライテイング、基本の「き」

というお話です。

 

ウェブログで発信、人に繋がって集客
選ばれる社長の集客プロデューサー
原田 和彦(はらた かずひこ)です。

 

昨日の平塚市は冬に逆戻りでした。あなたの地域は如何でしたか?今日は昨日とは打って変わって快晴となりました。体調管理には気をつけたいところです。はい。

 

さて。本日はグーグルの一通のメールから頂戴した学びをシェアしたいと思います。題して「コピーライティングはグーグルからも学べる」です。コピーライティング初心者向けの内容です。ベテランコピーライターの方はあたたかい目でお付き合いいただけると幸いです。

 

それではどうぞ。

 

コピーライティングの好例、み~つけた

今朝、グーグルより以下のメールを受信しました。

 

アドセンスです

 

グーグルアドセンス(Google AdSense)とはウェブサイトの内容に関連のあるウェブ広告を自動的に配信、ウェブサイト運営者に広告収入を支払うサービスです。当サイトでも実験的に試みています。

 

通常、アドセンスに参加している人の目的は広告収入です。なので、収益性を高めたいという強い”願望”を抱えています。

 

つまり収益性を高める具体的な方法を探しているのです。そのユーザーのもとに『ブロックを解除して収益を拡大』という件名のメールが届いたら・・・クリックするのは当然ですよね。

 

賢明なマーケターのあなたに言わせてみれば「それは当たり前のこと」な訳ですが、グーグルはユーザーとの関係性の構築・関係性の維持をオートメーションでやっているんですよね。その仕組みに驚きであり、グーグルの強さなのかなーと感じます。

 

しかもそれだけではありません。コピーライティングのイロハも学べるのですよ。

 

グーグルのメールはコピーライティングのお手本?

冒頭でご紹介した「ブロックを解除して収益を拡大」メール。これをコピーライターであるわたしが解剖し、解説すると次のような感じになります。解説の前に「そもそもコピーライティングって何?」って疑問にもお答えしていますのでお付き合いくださいね。

 

コピーライティングとは?

わたしのコピーライテイングの定義はこうです。

 

商品の本来もつ魅力と効果を伝達する技術

 

伝達度合いは何をどの順番で伝えるか?によっておおきく左右されます。コピーライテイングでは、伝達すべき情報の固まりを『パーツ』として捉えます。その『パーツ』を適切な順番に組み合わせることによって成り立っています。

 

最も基本的な構成は「ヘッドライン」>「オープニング(リード)」>「ボディ」>「クロージング」です。その前提を頭の中に置いていただきながらグーグルのメールを実例として一緒に学んでみましょう。

 

ヘッドライン

gaヘッドライン

ブロックを解除して収益を拡大

ヘッドラインの役割は、読み手に興味・感心を与えて続きを読ませることです。きっちりと読み手の気持ちとグーグルが伝えているメッセージが合致しています。

 

オープニング(リード)

gaオープニング

[※サイト名※]ですべてのカテゴリの広告を表示すると、収益を最大で 22.00% 向上できます。ブロックを解除しても、関連性の高い広告のみがサイトに表示され、URL 単位のブロックでよりきめ細やかな管理ができます。

オープニング(リード)の役割は、ヘッドラインの興味・感心を爆発させて続きを読ませること。しっかりとメリット(収益を最大で 22.00% 向上)を伝えていますし、ブロック解除に対する反論処理もおこなわれていることがわかります。

 

ボディ1(暗に問題提起を示す)

gaボディ

現状: 現在、49 個の一般カテゴリをブロックしています。たとえば[※サイト名※]では、「Vehicles」関連の広告は表示されない設定です。

ボディの役割は、現に抱えている問題を提起し、気づかせてあげること。そしてさらに続きを読ませることです。“49”という数字と「Vehicles」というカテゴリー名を示すことで問題をより具体的にしているのがわかります。

 

ボディ2(問題解決の提案)

gaボディ2

改善案: 表示する広告カテゴリを増やすことで、広告枠に入札可能な広告が増え、単価の競争率を高めることができます。とても簡単な設定をするだけで、AdSense の収益が劇的に向上する可能性があります。**

問題提起をした後はその解決方法を具体的に提案してあげること。そしてさらに続きを読ませることです。問題提起のあとはその解決方法です。

 

アドセンスの管理画面(写真)は静止画ではありません。gif画像(動的な画像)です。問題解決の方法はシンプルであることを伝えています。管理画面(写真)の下にあるテキストは、問題解決後の近未来を明文化しています。つまり、期待感(ベネフィット)を示しています。

 

クロージング(行動喚起)

クロージング

  1. [広告の許可とブロック]タブにアクセスします
  2. サイドバーで[コンテンツ]をクリックし、[※サイト名※]を選択します
  3. ページ上部のバーで[一般カテゴリ]タブをクリックします
  4. ブロックしているカテゴリ(「Vehicles」など)を[許可済み]に切り替えます

クロージングの役割は、次の行動を促すことです。コピーライティングやウェブサイト製作ではCTA(コールトゥアクション)やゴールと呼ばれています。どうすれば良いのか?その手順が具体的に記されています。

 

この型はコピーライティングの中では最もシンプルな形に分類されます。でも、コピーライティングの入口としては良い実例です。グーグルはこれを全自動でやっているんだから恐れ入ります。

 

まとめ

コピーライティングはグーグルからも学べる。普段から何気なく触れている情報にもコピーライティングのメソッドはたくさん発見できることがわかった。あなたもこの基本構成を頭にインプットし、いろんな型を探してみましょう。

 

そしてその型を借用し、コピーライティングを実践してみることを強くオススメします。

 

それでは本日もマーケティングを楽しんで参りましょう!