安売りは誰にでもできる愚策
- 2016.08.02
- マインド(心構え)

というお話です。
ウェブログ集客のお悩み解決パートナー
原田和彦(はらたかずひこ)です。
「安さがウリ」
このセールスポイントを見るとわたしはとても残念な気持ちになります。
特に中小企業や個人経営のお店で見ると憤りすら感じてしまうのです。辛辣なモノ言いですが・・・事実なのですから仕方ありません。
「もっと他にやることありますよね?」って言いたくなる。本日のエントリーはそんなピリッとスパイスの効いたお話をシェアしたいと思います。題して『安売りは誰にでもできる愚策』です。
それではどうぞー。
値下げ行為は地獄への直行便
「お客さんがこない」「商品が売れない」「問合せの電話も鳴らない」
そんな問題を抱えている中小企業や個人経営店舗に限って「安売り」をしているケースが多い。
その原因のほとんどは「うちのお客さんは値段を安くしなきゃ買ってくれない…」という”マイナスの心構え”にあるんです。
安売りすると”最安値を常に求めて買い物をしている人”をどんどん呼び込みます。
一方で、、、
世の中には値段以外を価値として買い物をしている人も沢山いることを認識しなきゃダメです。
中小企業や店舗は後者(値段以外を価値として買い物をしている人)を理想のお客様と定めるべきです。
値段以外を価値にすると不思議なことですがそうした価値観をもつ人が集まってくるからです。
値段以外の価値とは、、、
たとえば「共感力(この人、わたしの悩みをよくわかってくれる)」や「購入時におけるリスクリバーサル」や「オプションサービス」や「アフターメンテナンス」や「購入後の手厚いフォローアップ」や「迅速なスピード対応」や「実績(お客様の声)」や「継続性(一貫性のある情報発信能力)」や「社長の人柄」なのかもしれません。
値段以外の価値(選択肢)とは自ら生み出すものであり、そういうものです。でも、誰にでもあるものです。
でもね、コスト削減の努力は必要ですよ。また、戦略的な値下げは逆に推奨します。
言いたいのは、誰にでもできる無策な値下げはやめようねってお話です。
値段以外の価値(選択肢)があると価格競争から脱出できる
値段以外の価値(選択肢)を生み出す最大のメリットは値上げできるってことです。
値段以外の価値(選択肢)の影響力は価格競争という土俵をぶち壊します。
あなたの値段以外の価値(選択肢)はいくつありますか? 1個ですか? 2個ですか? それとも3個ですか?
戦略的な値下げってなに?
集客用(フロントエンド)商品のことです。
たとえばワンコイン(500円)ランチ。これは利益を取ることが目的ではなく、集客を目的とした戦略的な値下げ商品です。
店内の雰囲気や広さ、スタッフの対応、味付けや盛り付けなど、雑誌やインターネットで疑似体験してもらうよりは実際に体験してもらう。そのハードルを限りなく下げる。
利益用(バックエンド)商品はディナーであったり忘年会や新年会となります。値段以外の価値(選択肢)としては、店内の雰囲気や広さ、スタッフの対応、味付けや盛り付けなどになります。この価値を磨けば価格競争の土俵をぶち壊すことができます。
これが戦略的な値下げの”仕組み”です。
この考えは様々な業種で応用できます。もちろん、中小企業〜個人経営の店舗にも応用できます。
まとめると、、、
安売りは誰にでもできる愚策。まずは己の価値(選択基準)を生み出し磨け!です。
火曜日の早朝。あなたに伝えたかった内容はそんなところです。今日も最後まで読んでくれてありがとうございました!
それではひきつづきマーケティングと運動習慣を楽しんで参りましょう!
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