スパリゾートハワイアンズからマーケティングを学ぶ
- 2014.11.14
- ウェブ集客
- スパリゾートハワイアンズ
10回買ってもらうの。あなたならどっちを選ぶ?
というお話です。
起業家の集客の悩みは12週間で解決!
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集客プロデューサー
原田和彦(はらたかずひこ)です。
スパリゾートハワイアンズ、実はまだ行ったことがありません。映画「フラガールズ」を観て以来、潜在意識の中には蒼井優さん・・・じゃなかった、スパリゾートハワイアンズに強い憧れが回遊しています。子どもも大きくなってきたことだし、来年は行きたい。
その憧れのスパリゾートハワイアンズ。テレビCMもガンガン流れています。でも、それだけにはとどまらず、マーケッターのアンテナがビンビンに立ってしまうようなオファーを実はしていたのですよ。
という訳で、今日はスパリゾートハワイアンズからマーケティングを学んでみましょう。
それではどうぞ。
ビジネスの中で難易度の高い作業とは?
釈迦に説法ではございますが・・・それは集客です。
実店舗ならば、お店の中に入ってもらうまでの部分ですよね。お店の中に入ってもらったら対面でセールスができるので売ることは比較的簡単です。その商品・業界に関してはプロなわけですから。
スパリゾートハワイアンズは、最も難易度の高い集客の部分をつぎのオファーで解決しています。これ、すごくないですか?(興奮を覚えるのは潜在意識の中に蒼井優さん・・・じゃなかった。スパリゾートハワイアンズがあるから?)
なぜ、難易度の高い集客の部分をオファーで解決できているのか?その理由(仮説)は、ヘッドラインにあり。東京便、新宿便、さいたま便、横浜便、立川便、千葉便、渋谷に加え、新たに、池袋便、西船橋便、松戸便を用意している点。集客の入り口を拡大しています。増便というのは、それだけ需要がある裏付けであるとわたしは捉えました。
あなたはこのオファーをどのように感じましたか?
オファーは、旅行者(見込み客)のハートを掴んでいる
旅行に行く際の壁ってなんでしょうか。それは、お金・距離・段取り・安全面といった痛みやフラストレーションです。スパリゾートハワイアンズは、このお客さんが感じるリスクを取り除いているのです。
例えば、、、
【痛み】交通費(10,000円〜15,000円)がかかる
スパリゾートハワイアンズがすべて肩代わりします。※なお、ハワイアンズホテルに泊まってくれる人のみ限定
【痛み】長時間の移動・・・事前準備、手配が面倒
カーナビによる事前ルート設定、特急電車の手配は一切不要です。あなたにお願いしたいのはただ1つ。すこしだけ余裕をもって送迎場所まで足を運んでいただくだけです。
【痛み】長時間の移動・・・安全にたどり着けるか心配
高速バスの専門ドライバーが最短ルートでご家族を安全にホテルの玄関前までエスコートします。
痛みを取り除くほかにも、楽をしたいという願望も同時に叶えている訳です。
結果、お店の中に入ってもらうハードルを思いっ切り下げています。ハードルをまたぐ必要もないくらいに。
利益を生むのはお店の中に入ってから
店内に入ってもらったら売り込みは簡単です。クロスセル・アップセルをどんどんしましょう。ライバルはいないので焦る必要もありません。
感情を揺さぶるように「ご家族の思い出に◯◯◯はいかがですか?」とセールスをしていきましょう。でも優先すべきは体験してもらうこと。つまり、楽しかった!嬉しかった!面白かった!の感情スイッチを沢山押してもらうことです。
さらに利益を生みたいなら繰り返し利用してもらう
1度スパリゾートハワイアンズを体験した人は、またスパリゾートハワイアンズを利用したい!と思うかもしれません。それは来月かもしれないし、来年かもしれません。夏かもしれないし冬かもしれません。売り手はその時を口を開けて待っていてはいけません。
お客さんは忙しいのです。すぐに忘れてしまいます。
だから、売り手は積極的にお客さんへアプローチすべきです。連絡先を知っているならハガキを送りましょう。ハガキは52円です。1年間毎月送ったとしてもたったの624円。思い出してもらって再来店のオファーを繰り返し提示するのです。なにも臆することはありません。
集客を集客だけで終わらせるのは非常に勿体無いことです。新規客に対して、3回・5回・10回・・・と繰り返し買ってもらうことを前提として集客を考えるのです。すると、ビジネスの質は一変します。
まとめ
お客さんから1回だけ買ってもらうのと10回買ってもらうの。あなたならどっちを選ぶ?
わたしなら間違いなく10回買ってもらうほうを選びます。
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