あの人もこの人も・・・そんな時代はもうとっくに終わっている

あの人もこの人も・・・そんな時代はもうとっくに終わっている
環境に沿ったアプローチを

というお話です。

 

湘南平塚で唯一!
集客にコミットするウェブ集客の専門家
原田和彦(はらたかずひこ)です。

 

お盆が過ぎてからなんだかぱっとしない天気が続きますね。神奈川県平塚市は雨です。8月下旬、蝉の鳴き声もなんだか物悲しく聞こえてしまいます。秋はもう目の前。そんなことを思わずにはいられない木曜日。

 

さて。本日のエントリーは「安売りから脱却したい」「薄利から脱却したい」「おたく(の商品)は高いよねって言われてしまう」このような悩みを抱えていらっしゃる方に向けてのメッセージです。題して「あの人もこの人も・・・そんな時代はとっくに終わっている」です。

 

それではどうぞ。

 

ビジネスのやり方は大きく変わっている

需要が供給を上回っている時代。作ったら売れる。提供したら売れていく。そんな時はどんどん作り、じゃんじゃん提供したほうが良いに決まってる。そんな時代があった。

 

でも今はモノも情報も爆発的に溢れている時代。ありとあらゆる業種・業態で供給過多です。だから伝え方、魅せ方、売り方そのものを変えなくてはなりません。

 

「あの人もこの人もみんなうちのお客様なんだ」従来の発想、従来の売り方ではちょっと難しくなってきた。

 

お客様を絞る。たとえば・・・

中小企業、街のお店屋さん。不思議なことに「安くしないとモノは売れない」という思い込みが強い。それは業界の常識(標準単価)が存在しているから。同業他社さんはこの値段だから。暗黙の了解があるから。

 

安売りは正義だと思っている。

 

その発想は間違っていることにそろそろ気付くべきだと思う。とあるクライアントはわたしにこう話してくれました。「うちのお客さんは安さに釣られてやってくる」一方で「商品の単価を上げたいんだ」と。

 

ちょっと矛盾しています。

 

でも今までのやり方が通じなくなってきているから戸惑っている。そんな感じ。

 

このクライアントには「安売りは辞めましょう」とお伝えしました。激安!という言葉があらゆるところに踊っていたので全部外すことにしました。そして「単価の高い商品を前面に打ち出しましょう」とお話しました。もちろんその価値を伝える前提で。

 

これも”お客様の絞り込み”です。

 

優先的に安い商品・安いサービスを求める人をお客様候補から外したのです。

 

そして次のアクションとして「この人(会社)から買いたいんだ」そう思ってもらえる関係性を自発的に作る。つまり、お客様が納得して喜んで購入する。そんな関係性を創る方向へシフトしてもらっています。

 

関係性を創るって具体的にどういうこと?

その答えはあなたの中にもあるはず。

 

ちなみに、わたしの考え(やり方)はこうです。

 

わたしが「この人から商品を買いたい!」「この人と一緒に仕事がしたい!」と思う瞬間はとってもシンプルで、その人(会社)がプロかどうか?それだけです。

 

付加価値の高い商品・サービスを検討する時は特に、売り手のプロ精神を判断基準とします。「わたしの悩みを理解してくれそう」「なにかあった時に相談できそう」「不具合も迅速に解決してくれそう」「効果的な使い方を教えてくれそう」「関連商品(サービス)も教えてくれそう」これ、みーんなベネフィット(期待感)。

 

関係性を創りたいなら、ベネフィット(期待感)を明確に伝えてあげる。これがとっても有効です。一言でくくると「プロだなぁ」とか「安心(信頼)できる」人なんでしょうけど。

 

「うちはどこよりも安いですよ!」と伝えるよりも、、、

 

  • 「あなたはこんな悩みを抱いていませんか?」
  • 「◯◯の時は自分で解決しようとせずにすぐわたしまでご連絡くださいね」
  • 「不具合かな?と思ったらまずはこの3つを試してみてくださいね」
  • 「お客様はこんな使い方をしていますよ^^」
  • 「◯◯を購入した方が、△△も利用している理由とは?」

 

など、買い手も気付いていないような【より良い未来】を伝えてあげたほうが絶対に良いですよね。

 

中小企業、街のお店屋さんにとっての「値下げ」は地獄への片道切符みたいなもの。

 

あなたがやるべきコトは、

 

お客様を絞り、絞ったお客様が喜んで買い物をしてくれる・・・そんな関係性を創る活動です。

 

難しく考えないで良い。普段、真剣に取り組んでいるプロの仕事の当たり前・常識をお客様にわかりやすく伝えてあげる。

 

できるコトからお金をかけずに取り組んでみましょう。時代(お客様の環境)にあわせたアプローチをして参りましょう。

 

木曜日の早朝。雨音を聞きながらあなたにシェアしたかった想いはそんなところです。

 

それでは本日もマーケティングを楽しんで参りましょう!