特別扱いされて気を悪くするひとはいない
- 2015.12.11
- 販促術
というお話です。
湘南平塚で唯一!
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原田和彦(はらたかずひこ)です。
7時40分。いま病院にいます。甲状腺機能亢進症( or 甲状腺機能低下症)のスペシャルな検査の是非を問う診察のために(このスペシャルはうれしくないなー)。7時40分ほどで駐車場はすでに8割埋まっています。
受付開始は8時30分。午前中はほぼ潰れるらしいので、隙間時間でブログを書くことにしました。
さて。本日のテーマは「特別扱い」です。人は特別扱い・特恵待遇・VIP待遇が大好き。その理由とビジネスへの活かし方について考えてみます。
それではどうぞ。
「優越感」や「劣等感」は誰にでもある感情
わたしもあなたもオンリーワンの存在です。異なるところ、異なる差はいろいろあるけれど、、、「まさり」「おとり」という感情は誰にでも存在するものです。
その感情は自覚、自制心、環境などによってある程度はコントロールできると言われています。「他人とは比べないで」と言う人もいます。
でもね、、、
情報という刺激はつねに入ってくるんです。全部をコントロールしたりシャットダウンするのは、、、仙人じゃないかぎり困難だと思います。
むしろ、優劣感や劣等感は必要な感情であるとわたしは考えます。「向上心」「やる気」「負けん気」といった本当の動機を生み出す原動力だと思いますので…。
特別扱い・特恵待遇・VIP待遇はビジネスにも組み込める
今、平塚市の総合病院にいるのですが、、、マンモス病院ということもあり、患者さんがあちらこちらで溢れています。待ち時間2時間なんて当たり前の世界。無計画(予約なし)に飛び込むと3時間待ちも!
幸いにもわたしは、かかりつけ医から紹介状をいただきました。受け付けは専用窓口で行えました。受け付けの待ち時間も紹介状患者専用の場所(椅子)が準備されています。
一般の患者さんは座席の確保も大変です。
あなたは「それくらいの違い?」と感じたかもしれません。
でも、座って待つか?立って待つか?は大きな違いではないでしょうか。これもひとつの特別扱い・特恵待遇・VIP待遇の形です。
病院を”ビジネス”の一括りで言ってしまうのは個人的に抵抗はあるのですが、、、半分はそうですよね。
身近な例でお話すると、数百人、数千人規模が参加する有名人のセミナーなんかはVIP席があったりします。通常の参加費は1万円なのですが、、、VIP席は10万円とか。なんと!10倍の価格差です。
VIP席は椅子のグレードが高い(目に見えて違う)。退席もVIP席の方が最優先。
ちなみに、この値段は席の値段だけではないところに注目。VIP席を購入した方は、有名人が参加する懇親会に参加できる権利を手にすることができます。
また、VIP席を購入できる人達との人脈が作れる。つまり、おなじ価値観・思考をもった人との出会いもあるってことですね。
ここまでふくめての価値提供と考えると、、、10万円の投資対効果も全然違って見えてくると思いませんか?
「本当の動機(優越感)」と「論理の動機(付加価値)」の2つをきちんと1度で提供できるのであれば、、、
お客様の満足度を上げて、商品の単価もアップできる、特別扱い・特恵待遇・VIP待遇のアイディアをビジネスに組み込んでみるのはアリだと思うのですが…いかがでしょうか。
金曜日の朝。待ち時間にあなたへ伝えたかった内容はそんなところです。今日も最後まで読んでくれてありがとうございました!
それではひきつづきマーケティングを楽しんで参りましょう!
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