集客のヒント。ほかの人に話さずにはいられない要素を盛り込む。

集客のヒント。ほかの人に話さずにはいられない要素を盛り込む。
差別化のヒントは至るところにある

というお話です。

 

ウェブログで発信、ヒトに繋がって集客
選ばれ続ける起業家の集客プロデューサー
原田 和彦(はらた かずひこ)です。

 

つい先日、野暮用があって近所の前鳥(さきとり)神社に行って参りました。神社仏閣史跡巡りが大好きなわたしにとっては至福の一時。数百年の時を経た今でもその場所に鎮座し、繰り返し価値を提供し続けています。

 

流行り廃りはなく、不変的なもの。その歴史、その静寂に時々寄り添いたくなってしまう今日このごろ。隅にある1本の寒桜も控えめで美しかったです。

 

さて。本日は集客力をアップするヒントをお伝えします。ほかの人に話さずにはいられない要素を盛り込むことで実現します。その具体的な方法とは?

 

そのヒントはディズニーランドにもありました。ディズニーファンのあなたも、そうでもないあなたも必読のエントリーです。

 

それではどうぞ。

 

ディズニーランドはマーケティングの宝庫

ディズニーランドは日常から切り離された架空の世界を冒険するというコンセプトをもとに、パーク内では徹底した雰囲気作りが行われています。

 

たとえば、パークには従業員は居ません。従業員はキャスト、来客をゲストと呼称しているのは有名な話です。キャストは全員がディズニー作品にのっとったコスチュームをまとって役を演じながら作業をしているのです。

 

パークの周囲は木岐で覆い隠され周囲の住宅や電車の駅が見えないように設計されています。食料やゴミの運搬は地下の通路を通じて搬送しています。現実感をゲストに与えないようにしているのです。

 

夢と魔法の王国は偶然ではなく必然の積み重ねによって構築されています。

 

ゴミひとつ落ちていない清潔感に感動

わたしが一番感動しているのはパーク内の清潔感です。とにかくゴミのひとつを発見するのが難しい。小さな子どもがポップコーンをこぼした!と思ったらどこからともなくキャストがやってきます。

 

そして、華麗なホーキさばきで何事もなかったかのようにゴミを回収していくのです。その振る舞い、行動力、清潔感はおどろくほど洗練されています。この風景をみて感動しない人はいないと思います。

 

ひとつの「結果」「動作」でさえ集客に繋がっている

「原田さん、それはディズニーランドの話でしょ?うちのビジネスにどう活かせるの?」

 

もし、あなたがそのような感想を抱いたなら・・・マーケッターとしては失格です。理由はシンプルです。ディズニーランドもあなたのビジネスも相手にするのは同じ感情をもった人間だからです。

 

ディズニーランドの「ゴミひとつ落ちていない清潔感を提供する」「よく気付き、すばやく行動し、明るく接する」といった結果や動作は、あなたのターゲットユーザーが人である限り適用できるはずです。

 

しかし、

 

この価値の重要性は意識しないと気付けません。みずから率先して体験し、感動し、会社へ戻って実践し、見込み客やお客様から反応を頂戴しないことには実感できないかもしれません。続けていくためには強い信念・スタッフへの徹底した教育も必要です。決して楽な道ではありません。

 

でも、ほとんどの企業では小さな「結果」や小さな「動作」を見過ごしているのです。もし、あなたのライバルもそうだとしたら・・・。つまり、あなたにとってはチャンスという訳です。

 

椅子に座ってインターネットサーフィンをしていても見込み客やお客様はやってきません。ましてや感動も与えることはできません。一流の場所に出向き、体験し、感動してください。感動した「結果」「動作」を借用し、あなたのビジネスにも取り入れてみてください。

 

なぜなら、

 

見込み客やお客様は、小さな「結果」小さな「動作」を徹底している人・組織・会社から商品・サービスを買いたいのです。そして、応援したいと考えるのですから。

 

それでは本日もマーケティングを楽しんで参りましょう!