マーケティングの基本を新入社員に説明するなら・・・
というお話です。
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選ばれる社長の集客プロデューサー
原田 和彦(はらた かずひこ)です。
「今日これから入社式なんです!」
今朝、ラジオを聞いていたらこんなフレッシュなコメントが寄せられていました。新年度のはじまり。新しい環境でのスタート。不安と希望で頭の中は混乱状態だと思いますが・・・一歩ずつ確実に前進あるのみです。
さて。本日は「新入社員」と「マーケティング」の掛け合わせをテーマにしたいと思います。とくにマーケター・セールスパーソン・企画立案などに携わる仕事を選択した一年生には役に立つはず。題して「マーケティングの基本を新入社員に説明するなら・・・」です。
それではさっそくいってみましょう!
マーケティングという言葉を具体的にするには?
マーケティングとは一体なんでしょうか。ウィキペディアを調べてみると・・・
マーケティング(英: marketing)とは、企業や非営利組織が行うあらゆる活動のうち、「顧客が真に求める商品やサービスを作り、その情報を届け、顧客がその商品を効果的に得られるようにする活動」の全てを表す概念である。
一般的な企業活動のうち、商品・サービスそのものの企画・開発・設計やブランディングから、市場調査・分析、価格設定、広告・宣伝・広報、販売促進、流通、マーチャンダイジング、店舗・施設の設計・設置、(いわゆる)営業、集客、接客、顧客の情報管理等に至る広い範囲においてマーケティングミックスの4Pや4Cの活動が行われている。
ウィキペディアから学べることは、マーケティングはとても抽象的な概念であることくらいでした。
まずあなたにやってほしいこと。それは、あなたの会社で使われている「マーケティング」という言葉の位置付け(意味合い)と役割を理解することです。仕事は問題解決の連続。問題解決のスタートは現状分析からはじまります。
マーケテイングの位置付け・役割を知るためには次の過去エントリーをご一読ください。
マーケティングの本質はシンプル
これは声を大にして言いたいのですが、マーケティングの本質はとてもシンプルです。だから、マーケティングを小難しく説明している企業・ウェブサイト・書籍などは見なくても良い。
そして、唯一実践的であなたにとって本当に役に立つマーケティングは、ダイレクトレスポンスマーケティングのみ。
ダイレクトレスポンスマーケティングはシンプルだけど奥深い。理解したらとても楽しい活動。テーブルマナーのような作法と同じで一生役に立つスキル。どの業界でも通じるし、企業向けビジネス・消費者向けビジネスにも使える。今日はあなたにその存在を伝えられたらうれしい。
ダイレクトレスポンスマーケティング = マーケティングの本質は、次の過去エントリーをご一読ください。
インターネットを活用したマーケティングについては、次の過去エントリーをご一読ください。
それほど難しくないことがわかります。まぁ「言うは易く行うは難し」です。ちなみに、わたしのこのブログもダイレクトレスポンスマーケティングの仕組みの一部です。
マーケティングには3つの要素で成り立つ
ダイレクトレスポンスマーケティングの指導者の中の指導者。ダン・ケネディ氏の言葉を借用すると・・・
- メッセージ
- マーケット
- メディア
この3つを意識して作り込むことでマーケティングは成立し、セールスがスムーズに進み、成功します。
メッセージの中には更にUSP・ベネフィット・オファーといった要素が含まれています。次の過去エントリーをご一読ください。
マーケットとは、突き詰めると「お客様」です。メッセージは”不特定多数”ではなく”たった1人”に届けてください。1人に響かないメッセージは誰にも届きませんので。マーケットを発見する方法は、次の過去エントリーをご一読ください。
最後はメディアです。マーケティングを理解していない人はまずメディアから検討し始めます。先走ってしまうのです。これは最も悪いパターンです。正しい順番は(1)どんなメッセージを、(2)誰に、(3)どの媒体で伝えるのか?です。
ちょっと話が逸れてしまいましたが・・・あなたやあなたのクライアントに合ったメディアを発見するためには次の過去エントリーが役に立つはず。
マーケティングの3つの要素を組み合わせてまとめてみると↓こんな感じ。思考も整理されるかと思います。
ここまではマーケティングのお話。
最後は、仕事に取り組むうで知っておくべき「心構え」について。新入社員のみならず、すべてのビジネスパーソンに言えること。
ビジネスをおこなう上で最も大切なこと
あなたがもしマーケター・セールスパーソン・企画立案などに携わる仕事を選択した新入社員ならぜひとも念頭に置いて欲しい「心構え」をまとめたエントリーがこれです。
おまけ – 売上アップのトライアングル
マーケティングを知らない馬鹿な上司は「売上を上げろ!」とか「数字を作れ!」の一点張り。そんな残念な上司と戦う方法もシェアしておきます。売上アップは具体的に分解して考え、行動しましょう。
まとめ
「打たぬ鐘は鳴らぬ」
昔の人は良い言葉を残してくれています。他の追随を許さない圧倒的な行動量。失敗は新入社員の特権です。失敗はテストです。マーケティングもテストです。イチローだって10回バッターボックスに立っても3本しかヒットを打てない。否、3本もヒットを打っている。
あなたは、失敗を恐れずに鐘を鳴らす人ですか?それとも・・・?
それでは本日もマーケティングを楽しんで参りましょう!
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