シンプル・効果的でお客様も満足してくれる単価アップ術
- 2016.07.27
- 販促術
というお話です。
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原田和彦(はらたかずひこ)です。
本日はポケモンGOネタではありません。本流であるマーケティングネタを投下しますね。
突然ですが、、、
あなたは仕事道具にこだわっていますか?
ビジネスで成果にこだわる人の共通点として、道具にもこだわりをもっている人が多い。
これはなにもIT業界に限ったお話ではありません。建材業に触れても同じですから、ありとあらゆる業界でもそうなのかなってわたしは考えます。
あ。
これってビジネスの大きなヒントになりますよね。そんなテーマで本日はエントリーしてみようと思います。題して『シンプル・効果的でお客様も満足してくれる単価アップ術』です。
それではどうぞー。
プロが道具にこだわるシンプルな理由
それは、良い道具は相応にして高いパフォーマンスを引き出してくれるからです。目的は「成果の出しやすい状況(環境)を作ること」でしょうか。
わたしの端的な例で申しますと、、、
安価な低スペックのノートパソコンより、高価な高スペックのノートパソコンで仕事をしたほうが生産性は高いです。雲泥の差です。
パソコンを起動する時。重たいソフト(ファイル)を立ち上げる時。複数のソフトを立ち上げて仕事をしている時。画像素材を探している時。動画編集をしている時などなど、、、
時間にすると数秒・数十秒・数分・数十分の世界です。高スペックは低スペックの2倍・3倍・5倍のスピードで仕事ができる。1年・2年・3年と積み重ねていくと生産性の差異がものすごいことになっている。
建材業でもそれは同じです。
今日、とある大口のクライアントに納品をしたのですが、その時に担当者からこんなお話をいただきました。
「原田さん、以前納品してもらったこのブラシ、ダメなんだよね〜」
【わたし】
「ちなみに、その理由はなんでしょうか?」
【クライアント】
「ほら、こっちのブラシを見てよ・・・」とおなじサイズのブラシをもってくる。
【わたし】
「・・・。あぁ、これは確かに。サイズはほぼ同格でもまったく別物ですね。」
【クライアント】
「(見せてくれたブラシをもって)でしょ? こっちのほうがね、作業がしやすいの。捗るの。」
【わたし】
「なるほど、なるほど。でも、作業がしやすいとおっしゃったブラシは作りがしっかりしています。金額も上がっちゃいますけど問題ないですか?」
【クライアント】
「いいの、全然問題ないの。(作業する)みんな、こっち(作業がしやすいブラシ)が良いって言ってるから。」
その後、、、
会社に戻って該当するブラシを調べてみたのですが。サイズはほぼ一緒だけれど、やはり毛丈や毛の素材(豚毛と馬毛)、柄の行数が微妙に異なっておりました。
ちなみに、、、
お客様が”これ”と指名していた商品値段は案の定、通常の2倍から2.5倍高かったのです。
そういえば、、、
過去、竹ホーキでも同じようなことがあったのを思い出しましたよ。
通常の竹ホーキは600円です。さらにその上のグレードが2つあるんです。1つは650円。もう1つは1300円(!)の商品です。
違いは竹の重なり具合、密度です。
600円の竹ホーキを尻目に最もグレードの高い竹ホーキ(松竹梅でいうところの”松”ですね)を「探してたんだよ〜」と喜んで買ってくれたお客様の表情が印象的だったなぁ。
後日聞いてみると1300円の竹ホーキは通常の竹ホーキに比べると掃除の効率が全然違うし、長く使えるとのことでしたよ。
道具にこだわるってそういうことです。
商品のグレード提案はお客様が喜ぶ。売り手もね。
グレード(松 > 竹> 梅)提案は、付加情報であり付加価値となります。
選ぶ理由になるし、成果のこだわる人にとっては嬉しい提案だったりする訳です。
シンプル・効果的でお客様も満足してくれる単価アップ術。その方法は極めてシンプルだけれど、お客様が喜び売り手も嬉しい Win−Win の方法なのでした。
高い商品を好んで選ぶお客様と出会うために・・・商品ラインナップの見直しをしてみてはいかがでしょうか。
水曜日のお昼休み。あなたにシェアしたかった内容はそんなところです。今日も最後まで読んでくれてありがとうございました!
それではひきつづきマーケティングと運動習慣を楽しんで参りましょう!
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