バレンタインデーになると思い出すチョコレート
- 2016.02.12
- 販促術
というお話です。
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原田和彦(はらたかずひこ)です。
近所のコンビニ(セブンイレブン)に行ったらバレンタインデーのブースが設置されておりました。そこには、ゴディバ(GODIVA)の文字が。
一昔前は、高級チョコ、ちょっとおしゃれなチョコといったイメージだったのですが、、、セブンイレブンで買えるなんて…
ちょっと特別感が薄れちゃったよなー。
今年はチョコ何個貰えるんだろうなー。
そんなコトを思ったりしたのですけど、この時期になるとわたしの脳裏に浮かぶチョコがあるんです。ちょっとマーケティング的に面白いチョコですよ。今日のブログエントリーはそのチョコについてお話したいと思います。題して『バレンタインデーになると思い出すチョコ』です。
それではどうぞー。
「おい!」と突っ込めるチョコレート
それがブラックサンダーです。
「おいしさイナズマ級!」とか「若い女性に大ヒット中!」とか、ちょっとズラしたコピーが踊るチョコレート。当時としては(今でもか)ちょっとありえないセンス(ほめてます)が、オンリーワンの存在です。
実際に、食べてみるとわかるのですが、子供だましのお菓子…ではなく、若い女性でも、わたしのようなおじさんでも満足できる食感・味わいだったので(これ、重要ね)口コミでじわじわ広がって流行った感じでしょうか。
インターネットの世界でも「面白いチョコ」としていまなお君臨し続けています。これ、マーケティング的に言っても「選ぶ理由」になってますよね。
で、、、
「面白いチョコ」という地位を確固たるものにしたキャッチコピーが秀逸でした。
“一目で義理とわかるチョコ”
これですよ。
同業他社は「本命チョコ」を売るのに必死です。しかし、ブラックサンダーは真逆のポジションを選択したのでした。つまり、「義理チョコならコレにしてください」というビック・アイディアを世に高らかに宣言したのです。
渡すほうも、貰うほうも。義理としてありがたく頂戴できるチョコって面白いですよね。
奥さんからもらったチョコがブラックサンダーだったら…ちょっと気分は萎えるかもしれません(笑)。
金曜日の早朝。あなたに伝えたかった内容はそんなところです。今日も最後まで読んでくれてありがとうございました!
それではひきつづきマーケティングを楽しんで参りましょう!
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