妖怪ウォッチ フミちゃんver。これって売れるの?

妖怪ウォッチ フミちゃんver。これって売れるの?
妖怪ウォッチ女子には売れる?!

というお話です。

 

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選ばれる社長の集客プロデューサー
原田 和彦(はらた かずひこ)です。

 

昨日、子どもを連れて近所のトイザらスに行きました。入り口すぐのワゴンには「DX妖怪ウォッチ」と「DX妖怪ウォッチタイプ零式」が・・・。半年前、世の中のお父さん、お母さんが我が子の喜ぶ顔見たさに探し求めていたウォッチが目の前にたくさん、ある。息子もその光景を無言で見つめていました。何を考えていたのでしょう。

 

と、その更に横には驚愕のお知らせが。今日は妖怪ウォッチの行く末について。題して「妖怪ウォッチ フミちゃんver。これって売れるの?」です。日曜日の夜にこんなエントリーを読んでいるなんて・・・それは妖怪のせいかもしれませんね。

 

それではどうぞ。

 

妖怪ウォッチの女の子バージョン

DX妖怪ウォッチフミちゃんver

妖怪ウォッチのヒロイン役、フミちゃん。ドラえもんでいうところのしずかちゃんのポジション。そのフミちゃんバージョンの妖怪ウォッチが4/25に発売されるそうです。

 

「本当に?」というのが正直な感想。そのつぎに「これって売れるの?」という疑念。でも冷静に考えてみると・・・「売れるかもしれない」という結論に至りました。

 

なぜなら「DX妖怪ウォッチ」と「DX妖怪ウォッチタイプ零式」は主人公、天野ケータ(男の子)のアイテムです。男の子のアイテムですし、可愛くない。だから女の子の妖怪ウォッチファンはなかなか手が出せませんでした。

 

妖怪ウォッチのマーケティング戦略は緻密です。

 

狙うユーザーは男の子だけではありません。女の子も重要なユーザーなんです。小学生女子向けの雑誌「ちゃお」では、フミちゃんを主役にした「妖怪ウォッチ~ワクワク☆にゃんだふるデイズ~」という漫画を連載しています。コンテンツをアレンジしてしっかりとユーザーの心を捉えているんですね。

 

だから妖怪ウォッチ女子には「待ってました!」のアイテムな訳です。妖怪ウォッチのフミちゃんverは腕時計ではありません。懐中時計型で、普段はペンダントのように首からぶら下げています。これなら女の子も「可愛い♪」となるはずです。(おそらく・・・)

 

妖怪ウォッチはマーケティングアイデアの宝庫

妖怪ウォッチ フミちゃんver。「ちゃお」を愛読している女の子にとっては是が非でも手に入れたいアイテムなのではないでしょうか。こうした緻密な戦略、ユーザーの教育、先行で発売している仕組み(妖怪ウォッチ零式)の流用など、妖怪ウォッチにはマーケッターが着目すべきアイデアがたくさん存在します。

 

このブームの火はどこまで灯るのか。マーケッターとして、ひとりのファンとして熱視線を送り続けて参ります。

 

それでは明日もマーケティングを楽しんで参りましょう!